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旧帝落ち地方公立大生のブログ

地方公立大学2年。人生の岐路に立たされた際に相談してもらえるような人間に。ある事象の背後に存在する本質を的確に捉え言語化して表現したりします。官僚or外資系コンサルor研究者への道。

日本で在日朝鮮人に対するイメージが良くない理由

日本には現在、200万人以上の外国人が暮らしていると言われています。しかしながら、その中で「在日朝鮮人」に対して不当に劣悪なイメージが社会の中に根付いているように感じます。


僕は《こうした日本の一部に蔓延る在日朝鮮人への排外感情は主にマスコミの報道などのメディアを通したプロパガンダによって形成された,憶測や予断に基づく解釈》だと思っている。

差別・排斥感情の根底にあるのは身近な対象との直接的な接触経験に基づいて形成される物であるというよりはむしろ,報道機関の報じるニュースを通して伝わる拉致問題や軍事プレゼンスや核問題といった国家間の政治的関係に起因することが多いのではないでしょうか。

あくまで日本で暮らす「外国人問題」としてではなく,政治的な問題や歴史認識の相違から醸成された認識が在日朝鮮人に対する負の印象を拭い難くしている一因であるのかもしれません。

種々の情報によって煽られ仕立てられた韓国、北朝鮮の政府に対する敵対心や懐疑が、より身近な存在である在日の人たちに向けられているという側面も否定できないでしょう。

(無論、在日外国人の中でも素行が芳しくなかったり、法に触れる行為を行う者もいる。そういった人々は人種国籍に関わらず存在する為、人の「性質」に類する事例として扱われるべきであると思う)

そして何より僕が問題だと感じるのは、ひとたび偏見が形成されるとたとえ客観的に正しい情報が与えられたとしても、選択的に歪んで受け止められてしまい偏見が是正されることは極めて困難なだという事です。

インターネットを通じてしばしば目にする在日外国人に対する誹謗中傷は政治的な立場を変えるほどの影響力はないにしろ,既存の立場を助長する媒介物として作用することが多いのです。


厳密な客観性を欠いた情報を,都合よく解釈したり,誇張や捏造された事実を歴史として主張することは弱者排斥に向かう見方を生み出すのみならず,排外主義を受容する基盤が構築され,ますます問題の解決や他の外国人との共存共栄を妨げることになってしまう。

マスメディアも多くは営利集団であるため,既存の権威に迎合し,偏向報道に扇動された結果,人々が誤った認識を形成してしまうことは往々にしてありえます。可能な限り生身の実態に即した報道を試みて頂きたいものです。

解決策として妥当なのは『実際に直接的な接触体験を持つこと』だと思います。やはり実体験が当人に与える影響は大きい。

無用な軋轢を避け,同じ国で共存していくのは本当に難しいですね。