蒼穹の叡智ーとある大学生の備忘録ー

旧帝落ち地方公立大学3年生。誰かの人生にほんの少しだけ影響を与えられるような文章を書きたい。

過去は変えられるって話

「過去」は「未来」によって、いくらでも意味をつけられる。

「過去」の評価は、これから未来をつくる 「今の自分」が決めればいい。

過ぎてみれば、すべてに意味があったように未来を変えていけばいいのだ。(伊藤真伊藤塾塾長)

司法試験や公務員試験といった難関国家資格の取得を目指す予備校の塾長のこの言葉はとても示唆に富んでいると思います。

過去の事実そのものを変える事はできません。
どうあがいたって不可能なことです。

しかしながら、過去をどう決めるかは“今の自分”です。

《あのころの自分がいたからこそ、あのころの悔しさと、努力があったからこそ、今の自分があるんだ。》

そういう形であくまで事実としてではなく、

解釈として、

肯定的に捉えることができるようにはなります。

要は、「事実や状況そのもの」ではなく「自分に降りかかった出来事を本人がどのように認識するか」という解釈の問題なんですね。

自分の現実的な在り方や、ある行動が正しかったか否かは後世において事後的に判定されると。

考え方ひとつで見える景色が変わる例として精神医学でも重要視されている非常に有用な考え方です。


けれど中にはどうしても忘れることの出来ない辛い記憶を抱えている人もいます。

そういった人達に僕が伝えたいのは、

忘れたくても忘れられないことはきっと、忘れてはいけないこと

後悔しても致し方なく、どう足掻こうとも取り返しのつかないもの、と分かっていても頭から離れられない事もあるでしょう。
そして、そんな自分に対して酷い自己嫌悪を抱くこともあるでしょう。
けれでも、人間はそれ程強くないもので、後悔して嘆くこともまた学びであり、人間らしさではないかと思うのです。

過去の出来事からそこに目を背けずに向き合うには勇気が要る。

でももし今何かに後悔しているとしたら、その実態に目を向けてみると、そこには素晴らしいものが隠されていることにも気付けるはずです。

深く悲しい出来事の中から、未来を変える強さを生み出せるか。

問われてるのはそこだろうなと思います。


過去をきちんと過去にする:EMDRのテクニックでトラウマから自由になる方法

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